用語集
Takosumi のドキュメントに出てくる言葉を、1 語ずつ短く説明します。動きの説明は右端の ページにあります。
画面の言葉と内部の言葉
dashboard は内部の用語をそのまま出さず、次の言葉を使います。API やこのドキュメントで 別の名前を見かけたときは、この対応で読み替えてください。
| 画面の言葉 | 内部の用語 | 指しているもの |
|---|---|---|
| サービス / アプリ | Capsule | デプロイされたひとまとまりです。 |
| 接続済みアカウント | ProviderConnection / ProviderBinding | 保存した認証情報と、その割り当てです。 |
| 変更内容 | plan | 反映する前に確認する変更の一覧です。 |
| 変更内容の検証 ID | planDigest | 確認した計画と適用する計画が同じだと確かめる値です。 |
| 更新履歴 | Run の一覧 | いつ何を流したかが並びます。 |
| 操作履歴 | Activity / AuditEvent | 誰がいつ何をしたかが並びます。 |
| この状態に戻す | StateVersion からの復元 | 過去の状態を選び直す操作です。 |
全体の骨組み
| 用語 | 意味 | 詳しい説明 |
|---|---|---|
| Takosumi | Git に置いた OpenTofu / Terraform の module を、計画・確認・反映の順に実行して履歴を残す control plane です。 | Takosumi とは |
| OpenTofu | インフラをコードで定義して適用するオープンソースのツールです。Terraform と互換があります。 | Takosumi とは |
| Workspace | 人とリソースをまとめる境界です。メンバー、権限、接続、履歴がこの中で分かれます。 | 全体像 |
| Project | Workspace の中を整理するための区分です。 | 全体像 |
| Source | どのリポジトリの、どのディレクトリを、どの ref で追うかという登録です。 | Source と Capsule |
| SourceSnapshot | Source が ref を解決した結果の commit です。実行されるのはいつもこちらです。 | Source と Capsule |
| Capsule | デプロイされたひとまとまりです。OpenTofu の root module 1 つ分が動きます。 | Source と Capsule |
| stale | 追いかけている Source に新しい commit が来た Capsule の状態です。 | Source と Capsule |
| Git module | 自分で書いた module を Git から実行する経路です。 | 全体像 |
| 互換性レポート | 登録した module を読み取り専用で解析し、必要な変数と provider を示した結果です。 | Source と Capsule |
| 依存 (Dependency) | Capsule どうしをつなぎ、相手の Output を参照できるようにする関係です。Workspace をまたぐ場合は OutputShare を通します。 | 状態と出力 |
| Capsule 作成設定 (InstallConfig) | 変数の対応づけや公開する Output など、Capsule の実行のしかたを Takosumi 側に持つ設定です。 | API |
| App Handoff | 外部のアプリから利用者を作成画面へ送るための URL の決まりです。 | App Handoff |
| Store | 追加できるサービスを探して並べるための一覧です。 | App Handoff |
実行と記録
| 用語 | 意味 | 詳しい説明 |
|---|---|---|
| Run | 1 回の実行の記録です。plan と apply はそれぞれ別の Run になり、apply の Run は確認した plan の Run に固定されます。 | 実行モデル |
| plan | 何がどう変わるかを計算して見せる操作です。この時点では実物は変わりません。 | 実行モデル |
| apply | 確認した plan をそのまま反映する操作です。 | 実行モデル |
| destroy | Capsule が作ったリソースを削除する操作です。計画を作ってから反映します。 | 実行モデル |
| refresh | 外部の実物を変えずに、Takosumi 側の状態と Output を取り込み直す操作です。 | 状態と出力 |
| 差分確認 (drift check) | 保存した状態と実物のずれを、読み取り専用で調べる操作です。 | 状態と出力 |
| drift | 保存した状態と実物のあいだに生まれたずれのことです。 | 状態と出力 |
| RunGroup | 依存関係の順に複数の Run をまとめた記録です。Workspace 全体の更新や差分確認、Capsule の追加・更新・削除で作られます。 | 実行モデル |
| Runner | OpenTofu を実際に動かす隔離された実行環境です。認証情報が渡るのはこの中だけです。 | 実行モデル |
| StateVersion | 適用を終えた時点の状態です。上書きされず、積み重なります。 | 状態と出力 |
| Output | Capsule が外に公開する、秘密でない値です。 | 状態と出力 |
| OutputShare | Workspace をまたいで Output を渡す記録です。受け取る側が承認して有効になります。 | 状態と出力 |
| AuditEvent | 誰が、何に対して、何をして、結果どうなったかを 1 件ずつ残した記録です。 | 実行モデル |
| 台帳 (ledger) | Run の記録を積み上げていく保存先です。 | 実行モデル |
認証情報
| 用語 | 意味 | 詳しい説明 |
|---|---|---|
| Connection | 認証情報を書き込み専用で保存したものです。作成後に読み出す経路はありません。 | 認証情報 |
| ProviderConnection | Connection のうち、OpenTofu の provider に渡すものを指す呼び方です。 | 認証情報 |
| ProviderBinding | この Capsule のこの provider にはこの接続を使う、という対応付けです。 | 認証情報 |
| CredentialRecipe | provider ごとに必要な環境変数名やファイル名をまとめた設定補助です。 | 認証情報 |
| Secret | 暗号化して保存される秘密の値です。 | 認証情報 |
| secret partition | 秘密を保存するときの暗号の区画を指す token です。Connection を作るときに指定します。 | CLI |
| personal access token | Accounts が発行する API 用のトークンです。read / write / admin の scope を持ちます。 | CLI |
実行時の連携
| 用語 | 意味 | 詳しい説明 |
|---|---|---|
| Interface | デプロイしたものが何を提供しているかの宣言です。 | Interface |
| InterfaceBinding | その Interface を誰がどの権限で使えるかの認可です。 | Interface |
| Principal | Interface を使う側のうち、人やアカウントにあたる主体です。 | Interface |
| ServiceAccount | Interface を使う側のうち、人ではない主体です。 | Interface |
| permission | Binding が許す操作を表す token です。トークンを取るときにこの範囲を要求します。 | Interface |
| Interface トークン | Interface を呼ぶための、最大 60 秒だけ有効な更新不可の token です。文字列形式は発行する host が決めます。 | Interface |
型付きサービス
型を宣言するだけでサービスを作る経路で出てくる言葉です。
| 用語 | 意味 | 詳しい説明 |
|---|---|---|
| Compatibility API | S3 や OCI のような標準プロトコルを、範囲と版を決めて受け付ける入口です。 | API |
状態の読み方
| 用語 | 意味 | 詳しい説明 |
|---|---|---|
| phase | 観測された段階です。 | API |
| Ready | 使える状態を表す語です。 | API |
| Condition | 状態の根拠を 1 件ずつ残す記録です。type と true / false / unknown と理由が入ります。 | API |
| generation | 望む状態の版番号です。宣言を変えるたびに進みます。 | API |
| observedGeneration | status がどの generation を見て書かれたかを示す番号です。 | API |
横断して出てくる言葉
| 用語 | 意味 | 詳しい説明 |
|---|---|---|
| capability | その endpoint で何が有効かを表す token です。edition の名前ではなくこれを見ます。 | 製品の境界 |
| profile | 範囲を決めて名前を付けた設定の束です。互換 API の compat.s3.v1 や、EdgeWorker が実行環境に求める profiles があります。 | API |
| surface | 外から使える入口のまとまりです。/api/v1 と /v1 は別の surface です。 | API |
| digest | 内容から計算した SHA-256 の指紋です。同じ内容なら必ず同じ値になります。 | API |
| fail closed | 判断がつかないときに、通さずに止める動き方です。 | Interface |
| CAS (compare-and-swap) | 更新の直前に、読んだときの版のままかを確かめ、変わっていたら書き込まない方式です。 | API |
| cursor | 一覧の続きを読むための不透明な token です。中身は解釈せず、次の要求にそのまま渡します。 | API |
その endpoint でどの capability が有効かは、endpoint 自身が答えます。
bash
curl -s https://takosumi.example.com/.well-known/takosumi運用する主体
| 用語 | 意味 | 詳しい説明 |
|---|---|---|
| Operator | Takosumi を自分や自分のユーザーのために運用する主体です。 | 製品の境界 |
| Takosumi Cloud | 公式に運用している hosted サービスです。 | 製品の境界 |
| showback | 使った量を記録して見せるところまでを行う課金モードです。 | 利用量と課金 |